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はっくん、誤飲する(4)

おはじき坊主、日本へ一時帰国する、の巻きです。
多分今回で最終回。

 

取りあえずの仕事だけ片付けて
上司の「はっくんの健康が最優先だよ!」というありがたい言葉を貰い
一路日本へ。

今回は、病院までの距離を考えて、実家でお泊まりすることに。
お父さんも様子を見に、当直明けで来てくれました。

で、レントゲンを見て開口一番

「これ・・まだ胃にいるんじゃない?」

 

・・まじか。
まぁ、ある意味胃にいるなら問題は無いっちゃ無いけど・・
どちらにせよ、専門家の意見を聞かねばいかんですな。

取りあえず、地元の総合病院の小児科へ行きました。
何となーく嫌な予感がしたので、朝ご飯以後一切飲食させずにです。

小児科の先生、持参したレントゲンを見て
「これは・・・またなんでこんなもん飲み込んだの?もう6歳だよね?」
と、みんなの気持ちをズバッと代弁してくれましたwww

その場でレントゲンとCTを取り
やはり、胃の中におはじきが鎮座していることが発覚。
ちらっと見たCT画像には、おはじきの径が32mmと・・・
ちょっとまて、500円玉よりでかいやんかこれは!!

先生「うちでも出来なくはないけど、これは念のために小児外科の先生に
全身麻酔で挿管して取った方がいいね、気管に落ちたらまずいから」

ということで、すぐに紹介状を書いて貰い、そのまま医大へ直行。

医大では、小児外科の先生が待機しておりまして
既に話もちゃんと伝わっていたようで

「まぁ、普通入った物は出ますから、全身麻酔で内視鏡使って取ってみましょう」
「ご飯はいつ食べました?朝7時半が最終?素晴らしいですね!今日やっちゃいましょう!!」

てことで、あれよあれよという間に、入院となりました・・

案の定、お腹が空いてとっても不機嫌なはっくん。
「お腹空いたーーー、もう死ぬーーーヽ(`Д´)ノ」と文句たらたら・・

・・そりゃアナタ、自業自得(以下略)

で、入院はいいんですが、付き添いの私がこの段階ではお粥しか食べられないという(;´Д`)
ええもう、母にお粥作りを頼みましたがな・・orz
はっきり言って、入院中のはっくんより、私の方が重症感が漂っておりますww

当日緊急手術、という枠でしたが「緊急のようで緊急で無いからねー」てことで
他の緊急患者さんの手術を待って、18時過ぎに入室。
これまで散々手術室に行ったことはありますが、患者側で行くのは初めてです。
ああ、何だかかぎ慣れた匂いがするww

当のはっくんも、緊張などどこへやらwww
先生や看護師さんと楽しくお話ししながら入室していきました・・
ホント、あなたのその「どこでも誰とでも初対面でも関係なく話が出来る」性格
どこから来たんですかねぇ・・

待つこと40分くらいで、お迎えに呼ばれました。
これまた見慣れた子供用お迎えベッドを手術室まで運んで
出てきたはっくんと・・あ、先生が標本瓶持ってる。ってことは・・

 

 

先生「無事口から取れましたよ〜(`・ω・´)シ□」

 

はあぁぁぁぁぁぁ、良かった、本っ当に良かった〜!

 

かくして、でっかいおはじきは、無事はっくんの体から出ていったのでした。

 

そして、麻酔覚醒が早くてすっきりしていたはっくん
早速

「おかあさん・・お腹空いた〜」

いやいやいやいや、ご飯は明日の昼からですがな!

「いやや〜、死ぬ〜(´;ω;`)」

・・どれだけご飯大好きなんですかあなたは。

 

そして、ぽそっと一言
「もうこれで、おはじき○○(←はっくんの名前)で無くなったね〜」

 

・・・お?
流石に今回は、かなり気にしていたのか?
これは、ちょっと懲りてくれたのか??

 

翌日、退院した後も
何故か帰ってきているはっくんの事情を近所の人に説明すると
「おはじきの事言われるの嫌だったの・・(´;ω;`)」としょんぼりしていた辺り
どうやら珍しく「やらかした」事を自覚してくれたようです。

もう、これに懲りて
口に何でも持って行くのはやめてくれよ〜・・

 

いつもありがとうございます(´∀`*)

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この記事を書いた人

1979年生まれ。香川県出身。

幼い頃から医師を志し形成外科医として数年勤務するも妊娠・出産にて体力が落ちてしまい、医療現場への疑問も相まって復帰を断念する。
その後サイトアフィリエイター、外資系決済サービスのエージェント、オフショアビジネスのサポート事業などを経て、現在は13歳の男の子を連れてマレーシアに親子留学し8年目。

家族は日本に住んでいる主人(かわいい)と12歳の息子。

趣味はお絵描き、ボードゲーム、ドール(フルチョSDMオーナー)・器楽演奏(ピアノ・リコーダー)・瞑想と多岐に渡る。

主人にプロポーズされた日に「45歳まではあちこち手を出してもいいよ、45くらいになったらそろそろまとめていってもいいかも」と占い師に言われた通り、アラフォーになっても興味の向いた方向に全力で手を出し学び続けている。これ本当に45になる頃にまとまるんだろうか・・

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