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あなたの思考はどんな感じ?親子で異なる認知特性の話

自分の思考方法は「当たり前」では無いかもしれない

先日、Facebookを巡回していたらこんなものを発見。

あなたの思考は音声?テキスト?それとも…? ~「頭の中のアレクサンドリア大図書館」反応まとめ~

そうそう、思考って人によって違うんですよね。
私がそれを知ったのは、数年前主人と話していたときでしたが
このまとめを読んで、はっくんにも聞いてみたらまた違ったので
書いてみようかと。

 

はっくんの思考〜トイレットペーパーの芯と、ありの巣ってwwww

はっくんが言うには、入ってきた情報はまず
「必要なもの」「必要で無いもの」に分けられるんだとか。
で、必要で無いものは

[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”hnormal.png” name=”はっくん”]トイレットペーパーの芯を通って
外に出て行くよ〜(*´ω`*)[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”ree.png” name=”RIE”]・・いつも思うんだが、その通り道でかすぎないか?
しかもかなりの量がそっちに流れてるやろ(;´Д`)[/speech_bubble]

・・もちろん、母に叱られたことはトイレットペーパー側へ(ry

そして、必要なものは、ありの巣状に分かれた部屋の中
それぞれ分けて置いてあるんだそうです。

で、何かを思い出したり考えたりするときは
そこに行って、置いてある知識や記憶を取ってくるんだとか。

ちなみに、置かれているものの性状は
「音声」カラー画像なんだそうです。
思考もどうやらハイブリッドタイプ。

自分の考えを話すときには
「考えの画像」がしゃべってくれるので、それをそのまましゃべる
のだと、言っておりました。

・・・そうか、だから君はやたら弁が立つし
母はその理屈について行けないんだorz

というのもですね

 

母の思考に「言語」は無い

そう、最初にこれを聞いたときホントビックリした。
まさか世の中に言語で思考する人がいるなんて思いもしませんでしたから。

私の場合、全ての知識や記憶は、上の画像のような
「ばかでかい薬箱」の中に納められているんですが
その中には

読んだ本は「本がそのまま」箱の中に入っているし
記憶は「音・色・匂い・感触」全部盛りの動画で入っているし
抽象概念は「イメージ映像」で入っている

・・・そう、どこにも言語がありません。
強いて言うなら、本に文字は書いてありますが
思い出すためには、「頭の中で本をめくって、読む」必要がありますw

ちなみに、体調や感情の感じ方も多分人とはずれてると思います。
目を閉じるとですね、まぶたの裏にいろんな色やら形やらしたものが出てきますが
これの性状で、今自分がどういう状態なのかを把握しています。
・・同じ事をしている人には、ついぞ出会ったことがありません
まぁこちらも言わないから分からないだけで、いるのかもしれませんがww

 

「言語」思考を持つ父子、持たない母

対して主人は音声言語派。
記憶は音声ファイルと、画像以外のイメージですし

音声で全てを思考するそうです。
一体どんな世界なのか、私には想像もできません( ゚д゚)

このため、主人もはっくんも、弁舌さわやかですw
良くそれだけすらすらと出力できるな・・と感心するくらいです。

私も頭の回転だけなら二人に負けない自信はあるんですけど
何せ、肝心の思考が全部「非言語」なんですよ。
感覚としては、頭の中でぶわっとコードみたいなのが絡まったり離れたり
分かれたり組み上がったり化学反応起こしたりしてる感じです。
なので、出力の歳には

出来上がった思考の塊を見ながら
頭の中で出力用の原稿を書いて(ホントに書いています)
それを読み上げる

という、翻訳作業が入るわけです。
しかも、言語というのは残念ながらそれほど完全なものでは無くてですね
私の思考の産物をそのまま表現することが不可能なわけです。
しかーし、できる限りそれに近づけたい。
だから何度も書いたり消したり(頭の中で)して推敲します。

そんなことをしているうちにですね
我が家の男どもは、思考と直結した言葉ですらすらしゃべるわけですよ。
ええもう、絶対ついて行けない(´;ω;`)

二人が話し出したら、はっくんがマイワールドに脱線するのを
多少修正する以外は、後ろで踊っているくらいが
母のポジションとしてはちょうど良いですwww

 

一番強いのは、「ハイブリッド」だよね・・(;´Д`)

完全言語タイプの父と、完全非言語の母。
そこから生まれたはっくんは、見事にハイブリッドタイプの思考。

これは便利です。
言語タイプのお父さんとも意思疎通がスムーズだし
非言語タイプの母とも、思考を共有できます。
・・厳密には、私の非言語部分があまりにも膨大すぎるので
そのまんま伝えるというのは難しいですがw

じゃあ、夫婦の会話はどうなってるのって?
・・・だ、大分主人が頑張って
私の非言語をくみ取っている様な気はします。

まぁ

 

 

ですな、翻訳のコツは(*´ω`*)←おい

 

子供の認知特性は親と違うことがある、のを知っておいた方がいい

私は、自分の考えを言葉にするのはもの凄く苦手です。
パソコンで文章を書くようになって15年になりますが
書き文字は推敲がきく分、それほど苦では無くなってきたものの
未だに喋りにするのは難しいです。

周りは説明が分かりやすい、と言ってくれますけど
実は私の中では、頭の中にあるものの半分も説明出来てない感じで
かなーりフラストレーションたまってたりするんですよねww

こういう子供を持つと、何かがあって叱っても
それに対する言い訳?が出てきません。
いや、言い訳はちゃんとあるんですけど
それを言語という伝達手段に翻訳して出力する前に
世の中が進んでいるんです(;´Д`)

逆に、言語的思考のできる子供の場合
何せ頭と出力が直結ですから、まぁ言い訳のオンパレードったらもうorz
非言語思考の親は勝てません、マジで絶対勝てません。
そしてぶち切れてしょぼーんとすると(´;ω;`)

なので、我が家の場合
本当にしっかり叱って欲しいときは、全て主人に丸投げです。
ハイブリッドはっくんとはいえ、こういうことを伝えるのに
非言語は無理がありすぎますから・・

 

てことで、まずはお互いの認知特性を知ろう

ぜひ一度、パートナーやお子様に
「頭の中でどうやって考えてる?」って聞いてみて下さい。
今感じている問題を解決するヒントに
なるかもしれませんよ(*´ω`*)

 

 

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この記事を書いた人

1979年生まれ。香川県出身。

幼い頃から医師を志し形成外科医として数年勤務するも妊娠・出産にて体力が落ちてしまい、医療現場への疑問も相まって復帰を断念する。
その後サイトアフィリエイター、外資系決済サービスのエージェント、オフショアビジネスのサポート事業などを経て、現在は13歳の男の子を連れてマレーシアに親子留学し8年目。

家族は日本に住んでいる主人(かわいい)と12歳の息子。

趣味はお絵描き、ボードゲーム、ドール(フルチョSDMオーナー)・器楽演奏(ピアノ・リコーダー)・瞑想と多岐に渡る。

主人にプロポーズされた日に「45歳まではあちこち手を出してもいいよ、45くらいになったらそろそろまとめていってもいいかも」と占い師に言われた通り、アラフォーになっても興味の向いた方向に全力で手を出し学び続けている。これ本当に45になる頃にまとまるんだろうか・・

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