続きです。
朝になってもおはじきは出てこなかったため、もう一度病院に行くことに。
学校はお休みすることにし、その旨連絡をしました。
母「実はかくかくしかじかで、病院に・・」
受付の人「Oh my god!!! えらいこっちゃね! どのくらいの大きさ?」
母「えーと・・マレーシアの一番大きいコイン(旧50セン硬貨)くらいです・・」
受付の人「Oh…(絶句)」
そうだろうそうだろう、そんなでかい物を
よりによって6歳児が飲み込むだなんて、思いもしないよな、普通・・
ちなみに、おはじきってのを英語で説明できなかったので
「glass toy, the shape is oval」と取りあえず伝えました。
さて。
何はともあれ病院へ向かいます。
いつもの小児科の先生にお願いしようと思ったら
「状況的に外科の先生が良いと思うよ」ってことで
違う先生に。
マレー系のおっちゃん先生でした。
事情を説明し、昨日撮影したレントゲンを見た先生
頭を抱えて絶句しております・・
そうだろうそうだろう、こんなでかい物(以下略)
「と、と、取りあえずレントゲン撮ろう、それからだ」
ってことで、レントゲン撮影。
スクリーンに映し出された画像を、技師さんの隣で見ます。
「・・・これは・・・まだ、胃におらんか?(;・∀・)」
嫌な予感は大当たり。
先生「まだ胃にいるねぇ・・しかし、ブツがでかすぎて
うちじゃ内視鏡で口から引っ張り上げるのは危険だよ
取りあえず、物を確認して、腸の方へ押してみようか」
という、先生の提案により
急遽内視鏡検査をすることになりました。
6歳にして胃カメラですか・・アナタ、何でも早く経験すりゃ
ええっちゅーもんじゃ無いですよホント。
検査が決まった途端
「痛いことするの?(´;ω;`)」と涙目なはっくん。
以前も書きましたが、はっくんの病院嫌いは相当な物がありまして
親指からちょこっとの採血ですら、病院から脱走しようとするくらいの
ビビリさんなのです・・
しかーし、今回は自業自得ですがな。
あれだけ何十回・何百回と「お口に物を持って行かない!!」と
注意され続けていたにもかかわらず、聞かなかった結果がこれですから・・
これでちょっとは懲りとくれ、頼むから(´・ω・`)
朝ご飯を食べてきているので、検査は最終飲食から6時間後の12時半から。
ここで既に不機嫌になるはっくん。
「おなかすいたーーーもうだめーーーヽ(`Д´)ノプンプン」
いやいや、怒ってもあかんがな、原因作ったの君やがな。
で、検査直前に
「じゃあ、ライン取りましょうか」
・・案の定、泣いて母にしがみつくはっくん。
さて、どうしたものかと思っていたら、看護師さんたちが口々に
「だいじょぶだいじょぶ、はっくんは良い子だからできるよ〜」
「そうそう、だいじょぶだよ〜、OK lah !」
・・うわー、マレーシアン節全開ですなwww
この根拠の無い「OK lah! (だいじょぶだよ〜、の英語マレーシア弁)」
「can, can!!(同じく、だいじょぶだよ〜&できるできる!の英語マレーシア弁)」
これが出てくるときは、あんまり大丈夫じゃ無いことが多いんですが
こういう時は、彼らのてきとーな大丈夫が何だか良い感じですww
最終的には、だいじょぶだいじょぶ〜とみんなにニコニコされながら
先生がぷすっと一発。
はっくんも「先生上手だよ、痛くなかったよ!!」とホッとしていました。
この後は、鎮静をかけて内視鏡でブツを確認し、腸の方へ押した、そうです。
「思ったより小さくて良かったよ!だめなら開腹しなきゃいけないかと思った・・」
と、ニコニコしながら言う先生。
取りあえず、今日の所はこれで一段落、ですな・・
ちなみにこの先生、日本に行ったことがあるんだとか。
「F1好きなんだよ!!富士に行って、友達の日本人ドクターと遊んだんだー」
「桜がめっちゃ綺麗だった!料亭も素晴らしかった!和食の朝食も美味しかったよ!!
生卵をご飯にかけて食べたのが、もう最高だったね!!!」
と、熱く語ってくれました・・
マレー系ってことはムスリムなんですが、ハラルとか大丈夫だったんですかねぇ・・
何にせよ、こうやって日本のことを褒められるのは嬉しいものです。
後は、順調に降りてくるのを待つだけだね、ということで
これで何とかなる、予定でした。
が、そうは問屋が卸さなかったのです・・
更に続く!
いつもありがとうございます(´∀`*)