言葉の定義で、言い訳作っていませんか?
起業女子とかママ起業とか
言葉を換えているので見えづらいのかも知れませんが
どんな言い方したって、ビジネスをしているわけですよね。
お客様から対価を頂いて、何かを提供している。
にもかかわらず
「初心者だから・・」という人がいます。
最初は確かに自信が無いのは分かります。
失敗したら・お客様が満足しなかったらどうしようと
不安になって、つい出てしまう言葉なんだろうなとは思うんです。
ただですね
一度仕事として始めた以上
お客様にとっては、あなたは「プロ」です。
プロとして振る舞わなければならない、と言う言い方は
私はあまり好きではありませんが
少なくとも、初心者という言葉を言い訳にするのは
あかんなぁ、って思うわけです。
これが医師なら、どうなるか
私は元々形成外科医です。
医師として働いていた時間は短いですが
人並みに研修をこなし、夜間救急の当直もしておりました。
卒後3−4年位じゃ、形成外科医として大した事は出来ません。
顔面のほくろひとつ取るのも、術前に先輩医師に
デザインをチェックして貰いながらです。
だからといって、患者さんの要求レベルが落ちることはありません。
当然ですよね、体にメスを入れるんですから。
実際、病気になってかかった先のお医者さんに
「私、初心者なので・・」って言われたらどう思います?
流石に怖く無いですか?
春に大学を出たばかりのペーペー研修医だろうが
何十年も専門としてやってる医師だろうが、同じプロなんですよ。
命のかかった現場と、そうで無い職種とは違うと思いますか?
同じですよ、どちらも。
対価を頂いて仕事をする、その部分に違いはありません。
自分の未熟さを、「初心者」「主婦起業」という言葉で隠しちゃあかんよ
もちろん、出来もしないことをしろとは言いません。
自分の技術が未熟なのは、そりゃ仕方が無いです。
それはこれからの研鑽と経験で磨いていく物。
すんなり謝ればいいだけなんですよ、その時は。
そこに「初心者だから」と言い訳をつけるのは
自分が未熟だという事実を突きつけられるショックを
覆い隠すヴェールにしかなりません。
ビジネスに対する考えは人それぞれですが
どんな立場からビジネスをするにしても
お金を頂いて何かを提供している
=そのサービスについてはプロである、と言うことだけは
忘れちゃいかんと思ってます(*´ω`*)