それは、はっくんが「おべんきょう」なるものをしていたときのこと。
相変わらずドリルとかプリントの類が好きでして、まぁ好きなら好きなだけやってみ?と
適当に面白そうなドリルを買ってきては渡しているのですが
最近は足し算引き算、かけ算が面白いようです。
今使っているのは、これ。
どうせ小学校に入ったら四則計算は習うんだし
日本とは違ったアプローチから見てみるのも面白いかと思いまして。
かなり気に入って解き進めています。
・・ま、今のところこれは「遊び」の一つなので
ラグの上に座ったり寝っ転がったりしてやってますがww
今日解いていたのが、繰り上がり・繰り下がりのある
2桁+(-)1桁の計算。
筆算の前段階の解き方を書いてありまして
最初はプレイスマットと言う、1のチップ、10の棒、100のタイルを使ったもので解き
次に1の位、10の位と分けて計算し、最後に筆算に持っていくみたいです。
で、繰り下がりの計算をしていたとき。
分けた計算の方法が分からなかったので、「んじゃ試しにやってみようか・・」と
母が書きます。
本に書いてあるやり方は
27-9だと、20を10と10に分けて
17-9=8、10+8=18と言う風に解きます。
が
母「27-9やな、これだと最初に7-9をすると引けないっしょ、だから20から10借りてきて・・」
はっくん「んーと・・マイナス2!」
母「( ゚д゚)・・・ナンダスト」
何でマイナスなんて言葉が出てくるんですか、アナタ。
母ちゃんそんなの教えた覚えがありませんよ。
まぁそれならそれで、と気を取り直して
母「うん、じゃあ-2が出てきました。んで、20が残ってるね
これをこうやって近づけると・・」
はっくん「20-2で・・18だ!」
母「そだねぇ、18になるねぇ・・凄い解き方やなぁ・・(;´Д`)エエンカコレデ」
そんなこんなで、この解き方で解いていくはっくん。
まぁ、小学校に入ったらまた違う解き方を教えて貰いなさいね、うんうん。
確かに、この年から色んな解法があることを知るのは面白いかもしれん。
子供って面白いですねぇ、こっちが勉強になります。
・・・ちなみに
この「マイナス」の概念、正体は
父「そういや、この間車の中で・・」
・・・アンタですかい!!!
主人が言うには、車の中で引き算ごっこをしてたんだそうな。
はっくんが問題を出して、お父さんが解く、というのをやっていたそうで
でたらめに問題を出すから、当然「3-4」みたいなのが出てくるんです。
父「3-4は引けないなー」
はっくん「( ´゚д゚`)エー ←もの凄く悔しそう」
父「・・中学生だと引けるんだけどねぇ」
・・と、ちょこっとマイナスの計算の仕方を教えたんだそうな。
調子に乗ったはっくん、「じゃ、2-5は?1-9は?」と
色んな「ぼくにはひけない引き算」を出してきて、答えていたんだと。
そしたら、今回の結果ですよ・・orz
引けない→負けてるので悔しい!→お父さんのやり方なら引ける!と
負けず嫌いが妙なところに作用しちゃったみたいです(;´Д`)
しかし、それではマイナスってのが何なのか分からなくね?ということで
母が一言
母「はっくんな、マイナスってのは借金なんだよ
ほれ、人生ゲームでばあちゃんがお金足りなくなって、約束手形貰ってたやろ
1枚2万円のを3枚とか」
はっくん「2万円が3枚で6万だから・・6万の借金が、マイナス6万なんだ!」
・・人生ゲーム、役に立ったなwええんかなこれでww
いつもありがとうございます(´∀`*)