母子移住で、最も大きな変化。
それは
夫婦が簡単に会えない場所に離れて住むこと
です。
夫婦とは、物理的に同じところで住むものだという考えが
普遍的である世界で、自分たちの意思で離れて住む。
そりゃもう、周りの反応は中々凄いですよw
同情だったり呆れられたり、奇異の目で見られたり
うちなんて、義母は主人と会う度「可愛そう」攻撃してくるため
主人が義実家に寄りつきたくなくなってきていますww
自分から関係を壊さなくてもーと思いますが
私ゃ傍観ですww
嫁姑については、そのうち記事にしちゃいますね。
さて、どれだけ上手くコミュニケーションを取っていても
やはり離れて住んでいると、色々と問題が出てきます。
この間、久しぶりに主人と会って、そんな話になりまして。
夜中の1時半まで語り合っておりましたwww
その内容をシェアしようと思います。
男性側は、とにかく寂しいこと。
そりゃそうですね、いきなりの一人暮らしですから
多少の気ままさはあるにしても、寂しいと思います。
そして、家事一切をやらなければならないこと。
これまでは、多少家事に積極的だった・・にしたって
殆どのことを奥さんがしていたわけで。
一生懸命働いて、帰ってきたときに家の中が寒い。
これ、本当に切ないです。
私も結婚したての頃は、夫婦揃って半端なく忙しく
家事なんて「綿ぼこりの玉が出来ても掃除できない」レベルでしたからw
本気で夫婦して「・・嫁が欲しいねぇ(´・ω・`)」なんて
言ってた位なので、この気持ちは痛いほど良く分かります。
こんな時、男性は
「俺、一体何のために働いているんだろう・・」と思うそうです。
で、大事なのは次でして。
この時
一時の感情に流されるのではなく
冷静に自分を見つめ直せるかどうかで
その後の夫婦関係が変わってきます。
うちの場合は
「マジで家内(私)に頼りすぎだったな・・(´・ω・`)」と
しみじみ実感したそうです。
一緒に住んでいると当たり前すぎて見えなかった事が
離れて住むことで、よく見えるようになった。
それにより、今まで以上に相手に対して感謝の気持ちが芽生えたと。
いやぁ、書いてて照れますねぇ(*´ω`*)
私の方も似たようなもので
これまでどれだけ子供の遊びに関して
主人に丸投げしていたかを痛感しました(;´Д`)
こと育児に関して、彼の協力っぷりは半端なかった・・
放牧がモットー・・というか、ダラ母でもありますから
通常の母親と呼ばれる人たちに比べると
私には細やかさが圧倒的に足りないわけでして。
そこを主人はしっかりサポートしてくれていたわけです。
我が家の育児は、本当に彼あってこそ成り立っていたのだと
もう心底しみじみと実感しましたがな・・
実はもう一つあるんですが
それはまた、別の機会に。
ただ、こう思えるかどうかって
結局一緒に住んでいた頃にどういう夫婦関係を築いていたかに
かかってくるんですよね。
我が家の場合
お互いに本当に小さな事でも感謝する、相手を尊敬する
そんな関係が出来ていたからこそ、更に家族の絆が
強まったんだろうなと思います。
では、そうじゃ無かった場合はどうなるか。
恐らく、相手への不満が積もっていくんだろうなと・・
場合によっては、離婚の危機、なんて話になると思います。
逆に言えば、ピンチはチャンスじゃ無いですが
それまでの夫婦の関係を見直す、絶好の機会でもあります。
離れているからこそ冷静になれる部分もありますし
そりゃ大変だと思いますが、お互いに相手を
そして何より自分を見つめ直すことが出来たなら
いつかこの危機に感謝できる日が来ます。
家族の形が変わること。
母子移住は、自発的にですが、その状況を作り出します。
離れたから上手くいく、いかないという短絡的な考えでは無く
離れることで、これまで見えてこなかった問題に気づき
立ち向かう貴重な機会を得るのだと思えば
夫婦にとっても、今後の人生にプラスになるんじゃ無いかなと思います。