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おすすめ算数・数学の家庭学習教材〜我が家の自宅学習記録と教材レビュー(1)

目次

算数・数学を自宅学習で勝手に進めちゃった記録

小さい頃から数字とかパズルとかが大好きだったはっくん。
今も算数・・と言うか数学かな、は得意な方で
学校でも友達に教える役に回っていることが多いとか。

得意だと本人が思ってる数学と、家でやるしかない日本語
あと学校の補強としての英語。
この3つはこっちに来て以来自宅学習ではっくんのペースに合わせて進めています。

んで、そろそろどうやって自宅学習を進めてきたのか
まとめておきたいなーと思いまして。
ホームスクーリングとかでも多分使えるんちゃうかな、と思います。

今回は算数・数学編。
一応第1回なので、家庭学習全般についてもつれつれと書いてあります。

お陰で例によって全力で前置きが長い記事になりましたのでw
「ええけんはよ使った教材教えまい」な方は
目次からすっ飛ばして飛んでください。

 

そもそも何で自宅学習を始めたのか

「本人が好きならまぁガンガン進めたらええよね」というのが一つ
うちはひたすら「でこぼこに育つの上等!出来る分野は好きなだけ伸ばせ
苦手な分野は・・もう落第しなきゃええんでね」をモットーに育児してますのでw
幸いにも今のインターは、そういったでこぼこっぷりも認めて貰えるところですしね(*´ω`*)

※ちなみにネットで見かけたのですが、日本の学校って
「学校で習ってない事を使って問題を解いたら減点される」ってマジなんですかね・・
こちらじゃ当然ですけどそんな事聞いたことがなく、はっくんもふつーに方程式とか使ってますが
先生も「よく知ってるねーいいよいいよ問題無いよOK Lah!」ですがなw

もう一つは学校のカリキュラム。
うちのインターはIB(国際バカロレア)認定校です。
なのでPYP(初等教育)の段階では科目毎の授業がほぼありません。
もちろん算数をする時間というのはありますが
あくまでもそのときのテーマ(Central Idea)に沿ってそれに必要な算数を学ぶ、という形です。

で、これは他のインターだとどうか分からないのですが
とにかく演習量が足りない

読み書きそろばんの部分はある程度数をこなすことで身につける部分だと思うのですが
概念を学んでも、それが腑に落ちる、手が覚えるレベルまで落とし込めないだろその量じゃ
と私が見ても心配になる位、繰り返しをしません。

そもそもこの学校に決めたのは、はっくんが気に入ったからというのと
日本では癖がありすぎて弾かれかねないはっくんでも普通に受け入れて貰える雰囲気だったからで
IBの理念は素晴らしいと思うし、それは我々では教えられないことなので
しっかり学校に行って学んでおいで、なのですが

基礎学習の部分だけは、学校外の補助が必要だなーと端で見てて感じるのです。

実際塾に通っている子も多いようです。
同じ学校に通っていた日本人の子も、韓国系の塾に通ってるとか公文行ってるとか
(マレーシアにも公文はあります)放課後は忙しそうでしたしねぇ。

んで、うちの場合は
「いや自宅学習でええんでね?分からなければ教えるし」
という方針の下、市販の書籍やサービスを使って
数学、日本語、英語だけは自宅で進めることになったのでした。

 

基本方針

基礎的な部分をしっかり固める

別にテストで良い点取るためにやってるわけでも無いですし
ましてや受験とかそういったもののためでも無いです。

はっくんの性質として

  • 型の決まった物をその通りになぞって物にするのが得意
  • 応用問題は苦手、というか自分の中にある「型」が使えないものは苦手
  • 諦めが早すぎるwそこの決断力ありすぎやがなww
  • そしておだてられるとどこまでも登っていくww
  • 完璧主義で、間違いがとにかく許せない(そして大泣きする・・未だにですorz)

 

こんな感じなので

 

  • 基本的な問題をとにかく繰り返して、モノにしていく
  • その身につけた「型」を使って解く、ちょっと(ここ大事)応用のいる問題にチャレンジする
  • 発想が試される様なものは、パズル系の教材など遊びを含んだもの
  • 中学受験に代表されるちょっと特殊な算数はすっ飛ばす
  • 取りあえず高校数学修了までを目指す、その後はどうするか本人と相談してみよう

 

という方針で進めていくことにしました。

 

カリキュラムは親が組む、けどそろそろ自分で組ませてみたい

小さいうちは流石に自分で学習量を決めるわけにもいきませんので親がやります。
うちの場合は一時帰国が年2回ありますので、これを1タームと考えて
1年でこの位進めたい、だから1タームでこのくらい、1ヶ月でこのくらい・・
といった感じで、ざっくりと学習計画を練り、1日の学習量を暫定的に決めます。

で、実際にはっくんにしばらくして貰って、学校の宿題とか他の家庭学習との兼ね合いで
上手くバランス調整をしていくと言った感じです。
こういうのを組むのは私が得意なんですねぇ(*´ω`*)

しかしはっくんももう11歳。
夏にはMYP(中等課程)に上がりますし、そろそろこの辺の計画を決めて欲しいと思いまして
今のところは「1-2年スパンの計画」を私が考え、それに対して
1タームでここまでやる!というのをはっくんが決めています。

ええ、クエスト形式で、クエストが達成されたら当然報酬付きですよww
ここで何か買ってもらう、じゃなくて「オシャレなカフェで美味しいランチ(*´ω`*)」なのが
はっくんらしいところですがw

 

自宅学習に費やす時間

これは徐々に増えています。
1年生の頃は帰ってからお昼寝もしていたので、大体1日1時間を目安に。
3年生くらいからは1日2時間(休憩含まず)やれば終わるように量を調整しています。
ちなみにこの2時間には「将棋ウォーズで将棋指す」とか「内養功(気功の一種)をする」とか
厳密に言えば自宅学習じゃ無いものも入ってますw

また、宿題はこの中に含みません。
何せ宿題が毎日出ない上、5分で終わるような日もあれば
調べ物してパンフレット作って、といった宿題が出て宿題だけで1日が終わる日もあるので
宿題を自宅学習の領域に組み込めないんですよねぇ(;´Д`)

勉強するのは、朝30分と、帰宅後。
朝は30分きっちり集中してやりますが、帰宅後は大抵「15分やったら10分休む」くらいの
ゆるーくダラダラしたペースでやってます。
それははっくんのペースだから別にいいのよ、いいけどそれで自分が勝手に決めた時間までに
勉強が終わらなかったからって大泣きするのはそろそろやめて頂きたいのね orz

あと、土曜日は少なめ、日曜日は無し。
一時帰国中は土曜日レベルの量で、お父さんが休みの日は無し
というふうにしてあります。
宿題も無いし、一時帰国中は基本的に普段出来ないことをする時間だしね
朝から晩までお父さんが買い集めてるマンガ読みふけったりするしねww

 

親の介入は必須

流石に書籍を揃えてはい頑張ってね、って渡して何とかなりはしませんww
分からないところは教える、もしくは一緒になって勉強する
他にも子供が小さいうちは上に書いたようなペース配分をしたり
そもそも子供にこのやり方が合うのか検討したり修正したりと
割と親の出番は多いです。

はっくん位の年になれば、一緒にペース配分を考えたり
家庭学習の中で見えてきた自分の得意不得意を明確にして
さぁここからどうすれば良いかね?と親子で考えたり、という作業も出てきます。

・・何かこうやって書くと、割と仕事チックな進め方してるよなーとは思いますが・・
まぁほら、育児って18年くらいかかる壮大なプロジェクトみたいなもんだし、ねw

なので、オススメ書籍を見た!うちの子にこれ使おう!って
ほいっと渡して終わりにはしないで下さいねー(*´ω`*)

 

親が教える、なんて出来ないわーと思った方へ

これね、声を大にして言いたい

 

親だって勉強してますから

 

まじです。
確かに私も主人も、学生時代数学は得意な方でした。
二人して理系バリバリだし。

しかーし、あの頃からもう20年以上
当時の知識など忘却の彼方に飛んで行ってますよええww
先日も「相似の条件・・?何か相似比とかそんなの無かったっけ・・?」って
ググって中学生向けの講義を読みまくってましたよw

ありがたいことに、今は大人向けにやり直し数学の本やら
ネット上で手に入る情報やらのお陰で、勉強は格段にやりやすくなっています。

ちなみにうちの場合は
良さげな物を探すのが得意な私が、問題集やら自習書やらサービスやらを見つけて来て
学習特性が視覚に偏ってるはっくんが、それを読んで勉強を進めて
分からないところは、教えるのがとても上手い主人が教えています。

とは言え、主人は仕事が忙しくてその合間に教えてもらう形なので
私で対応出来そうな部分・・私しゃべりで説明するのがめっちゃ苦手なので
実際に解いた答案を見せてそれで理解出来そうやな、と思った物に関しては
私が教えます。・・いや教えるというんだろうかこれは(;´Д`)

で、これはお父さん行きだわ・・という問題に関しては
先にiMessageで問題を送っておき、お父さんの余裕があるときに
ZOOMで繋いで教えてもらう、って感じです。

なので結局、親二人とも勉強する必要が出てくるんですねぇ。

もちろん普段から、はっくんのこと・・学習だけでなく日常のこともですが
現状はどうか、何が必要か、そのためにはどうすればいいか
そういったことは夫婦で折に触れて話したり、メッセでやり取りしたりしています。

私だけの視点だとどうしても偏っちゃいますし、何より私かなーり情が薄いというか
物事を決めるときに感情を度外視する傾向がある人なので
主人のような情が厚いタイプの意見が必須なのですww

なので
週1-2回の当直やそれ以外に入って来る外勤をこなしつつも勉強をして教え
なのにこういう話を職場ですると「それ先生だからできるのよー」
「私にはできん、無理やわー」と言われて(´・ω・`)ショボーンとなる主人のためにも
言わせて欲しい

そりゃ能力以前に子供を見ようとする覚悟が足りんだけじゃ

私は塾否定派ではないですし、むしろ子供に合う塾があるのなら
積極的に利用するのはありよね、っていうタイプです。

でもね、勉強のこととなると脳みそ思考停止しちゃって
ぽーんと塾に放り込む、それで子供がどうなっているかは
どうでも良くて、通わせてるとかやらせてることで満足してる親が多すぎるんですよねぇ。
で、思うような結果が出ないと塾や子供を責める。

いや親が汗掻いてないのにそれはないんじゃね?(´・ω・`)
確かに塾側にも問題はあるかも知れませんが、そもそもそこを選んだのは自分やんけー
ちゃんと下調べしたの?子供に合うかどうか検討したの?
単に評判が良いから、広告に載ってる実績があるから、みんなが通ってるから
子供の状況を見ずに、そんな上っ面だけ見て決めたんじゃ無いの?と思うのです。

・・大分話が逸れましたなw

まぁ、あれです
自宅学習は決して難しくはないのよ(ただし親の覚悟はいるのよ)ってことで。

 

親は何を使って勉強するの?

これは親の算数・数学のレベルによって変わると思います。
学生時代に数学が苦手だった人の場合は、大人向けのやり直し算数・数学の本で
基本からしっかり見直す方が逆に近道なんじゃないかなと。

それなりに出来たよ、とか苦手意識は無かったよ、というのであれば
子供用に購入したメインテキストを一緒に(もしくは先に)読むのもありです。
私は子供が学校に行っている間にそーっと読んでいますw

 

分からない事が出てきたとき

教科書を読んでも意味が分からない、教えてーとなったとき
またこんなこと書いてるけどこの場合はどう?みたいな教科書に無い事に興味を持ったとき
そして自分は理解しているけど、これどうやって教えたら・・と悩んだとき
うちの場合はネットに頼ります。文明の利器∩( ・ω・)∩ ばんじゃーい

残念ながら私には口頭で説明するというスキルが付いていないようなので
下手に説明しようとするより、説明の上手なサイトに頼った方が良いことも多々あるんですよw

大体Google先生に聞けば解決するんですよね。
上で出てきた相似の話とか「相似 条件」とか「相似比とは」とか入れてみると
中学生向けの易しく解説されたサイトが引っかかります。

たまに高校レベルの話が出てきて、それを理解するために更にググるなんて事もありますがw
大体はっくんと一緒にパソコンの画面見ながら

 

[voice icon=”https://yuruknowledge.com/wp-content/uploads/2018/12/rie.png” name=”RIE” type=”l”]なるほどこうやって解くらしいよ、分かる?[/voice]
[voice icon=”https://yuruknowledge.com/wp-content/uploads/2018/12/hajime.png” name=”はっくん” type=”r”]んー、何となく・・分かるような分からんようなそれでいて分からんような[/voice]
[voice icon=”https://yuruknowledge.com/wp-content/uploads/2018/12/rie.png” name=”RIE” type=”l”]ふむ、もっと分かりやすそうな説明探してみますか(ポチポチ)[/voice]

 

てな具合で、一緒に探して分かるまでやってます。
なので、日によっては1問だけにえらい時間費やして終わり!ってこともありますw

 

実際に利用した算数・数学の教材

さてここからは実際に使用した教材を。
メイン教材となる教科書を読む→各種問題集を解く、というのが
基本的な流れです。

メイン教材編

学ぼう!算数シリーズ

通常、日本にいれば無償で配布される教科書というやつがあります。
しかーし、6歳から海外住まいのはっくんにはこれが無い。
大使館で配布してくれたりとかあるのですが、それだと
年齢にあった教科書しか貰えないので、自宅学習では不便なのです。

英語だとホームスクーリングの教材はいっぱいありますが
自宅学習ですし、母国語で学習した方が絶対効率はいい。

で、何よりはっくんが算数の勉強を始めたのは幼稚園の年中さんの頃。
勉強というかほぼ遊び状態でしたがw
当然教科書なんて手に入らない訳でして・・

てことで、目を付けたのが検定外教科書というもの。

学校で配布される教科書というのは、文部科学省の教科書用検定を受けたものなのですが
実はそれ以外にも、教科書は存在するのです。
そういった検定外教科書は、国の学習指導要領に縛られることがなく
学習者が学びやすい順に体系立てて書かれている物が多いです。
何せ「この学年でこれを学ばなければいけない」縛りが無いですからねぇ。

それで調べまくった結果、採用したのが「学ぼう!算数」シリーズです。


考える力がどんどん身につくまなぼう!さんすう低学年用 上 改

教科書準拠のワークブックもあります。


まなぼう!さんすう低学年用準拠版ワーク 上 改訂版

低学年用・中学年用・上学年用、それぞれ上下巻あります。
基本的には小学校の各学年に対応した内容ですが
一部学びやすさを優先したり定着率を測るために
上の学年の内容が入っている場合があります(ちゃんと目次に載っています)。

で、市販されているだけあって、そのまま読んで十分理解出来る教科書です。
そもそも自宅学習だと時間の縛りもないですから、分かるところは時間をかけずに
分からないところはじっくり時間をかけて、場合によってはネットを駆使して調べながら
やっていけばいいと思うんですよね(*´ω`*)

内容的には基本的なところを押さえていて、発展問題は少ないです。
あくまでも算数の分野を自宅学習、先取りするなどの目的で使うのがいいと思います。
もちろんこれだけでは、小学校の算数で絶対的に必要な計算量が足りませんので
補助教材を使った方が良いです。

ちなみに今の日本の教科書が「一人で読み進めても理解出来る」様になっているなら
特にこういった検定外教科書を使わなくても構わないと思います。
今の教科書を知らないからこの辺は何とも言えないところですけど・・

 

体系数学シリーズ

続いて中学・高校編。
こっちは私立中高一貫校でも採用されていることが多い「体系数学」シリーズで。


体系数学1 代数編―中高一貫教育をサポートする 中学1,2年生用 数と式の基本的な性質を知る

これ、いいです。自学用にぴったり。
一人で学んでも理解しやすいように学習項目が練られています。
例えば方程式。一次方程式を学んだ後に連立方程式、その後に一次不等式が出てくるんです。
この順番は理解しやすいなーと思いました。

内容自体はこちらも基礎的なものです。
まだ2までしか進んでませんが、1と2に関しては専用の問題集とチャート式が出ています。


体系問題集数学1 代数編―中高一貫教育をサポートする 中学1,2年生用


チャート式体系数学1 代数編―中高一貫教育をサポートする 中学1,2年生用

こちらも本当に基本的な問題がメイン、ちょっと発展問題が入っているという感じ。
難関校の自宅学習には当然物足りないレベルだと思いますが
あくまでも高校レベルまでの数学の基礎をしっかり押さえたいというのであれば十分かな。

体系数学3以降は、問題集として一般のチャート式が必要なようです。
どのレベルにするかは、はっくんの反応次第かなあと思っていますw

 

サブ教材編 メインを補完する目的のもの

くもんの小学ドリルシリーズ


1年生のたしざん (くもんの小学ドリル 算数 計算 1)

「計算力を上げるならそろばんか公文」というのが主人と私の共通認識。
はっくんも一応両方やらせてみたのですが、そろばんは自宅でするのはちょっと難しい・・
一応私準一級までは持ってるんですけど、ほら教えられない人やから(;´Д`)

ということで、この公文のドリルをメインテキストの進度に合わせて組み込みました。
全部

・・私も今回調べてびっくりしたわ
アマゾンの購入履歴見たら、見事に1年生から6年生まで全冊買ってるんやもん・・

まさに「基本的なことを繰り返しで定着させる」にはもってこいの教材です。
はっくんの様に「型にはまったものを繰り返しやって物にする」タイプには
公文は凄く相性が良いですね。
逆に言うと、単調な作業が苦手なタイプだとこれは厳しいかも。
そういう子だったら「同じ分野で発展問題・応用問題を色々チャレンジ」がいいのかな。

 

賢くなるパズルシリーズ


宮本算数教室の教材 賢くなるパズル―入門編

メインテキストを始めるのと同時くらいで導入した書籍。
遊び感覚で計算力とか上げられそうやな、というのと
はっくんがパズル結構好きで、ばあちゃんがやってるナンプレの本を貰っては
暇なときに解いてるような子だったので、これは相性が良さそうだなーと。

実際食いつきは凄かったです。数独に四則計算が加わったような
ルールで解くパズルですが、これが結構大人でも頭を使うんですよね。
単に計算力だけでなく、論理的な思考も鍛えられるように思います。
あと、放り投げずにやる力もw

はっくんの場合、ホントに誰に似たんだかレベルの完璧主義で
小さい頃は1問でも間違うとこの世の終わりかの様な顔でワンワン泣いてましたが
あれから約6年、多少はマシになりました。
・・1問が4問に変わっただけですけど・・orzいや進歩はしてるようんうん・・

この辺は今後の課題ですな。
性質として持ってるものはしゃあないので、それとどう上手く付き合うかを模索ですわ。

基本的な四則計算はこれでかなり強くなりますので
公文の様な一般的なドリルが合わないなら、こちらを採用するのはありだと思います。
賢くなる算数シリーズになると比を使ったパズルとかも出てきますしね。

表と裏で同じ問題が載っていますので
1周目は表ばかり解いて、2周目は裏ばかり解く、という使い方が出来ます。
1周目の時はちょっとヒントを上げつつ、2周目はノーヒントで、というのもいいかと。

ちなみにこれもシリーズ全部やってますww
何せこっちは、はっくんが「全部やりたい!」とやる気満々でしたし(*´ω`*)

これ、最後まで解くと修了証みたいなのがついててですね
それに名前を書いて、表彰状を読み上げるように読んで渡す、というのが
はっくん的にはツボだったようです。

 

ドラゼミ

海外でも受講出来るから、ということで一時期取ってたドラゼミ。
ドラえもん大好きだったので、そういう意味では喜んでやってました。
通信添削も真面目にこなしていたしね。

ただ、やはり学年準拠なのがネックでして・・
はっくんの様に、国語は学年相応だけど算数は3学年上をやってる
そんな状況だと算数の分がどうしても無駄になってしまう。
てことで、2年くらいで早々に退会しました。

また別の記事で述べますが、国語教材の内容は良かったんだよねぇ。
低学年から作文の添削がある、というのが海外住まいで日本語を勉強するのには
向いているなーと思ったのです。

 

ワオスタディー(サービス終了)

どうして終わっちゃうんだよ!めっちゃ良いサービスやったのに!!(ノД`)

えー初っぱなから叫んでしまいますが・・まさにうちが求めた教材だったのです。
無学年制教材で、科目によって進行度がずれてても問題なし
毎日学習した内容をiPadアプリ経由で送って添削してくれるサービスでして
カメラを内蔵したボールペンで問題を解くので、問題を解いた順番とか
そういったものもちゃんとデータとして送られるんですよね。
当然海外でも受講可能という。

内容は基礎的なものが中心、応用はほぼ無し。

学習は1日2枚まで、次の日には採点が返ってきて、さらにやり直しを1回出せる。
提出枚数と点数とでポイントが付いて、ポイントが貯まれば好きな景品と交換出来る。
(子供にはとても嬉しいサービスw)

・・とまぁ、うちのニーズにはとても合ったサービスだったのですが
残念ながら2019年3月末でサービス終了となりました・・orz

今のペースで行けば数学も、もしかしたら国語も中学レベルの教材は
終わらせることが出来そうです、がさてここから先何を使うかなぁ・・
高校レベルの国語・数学で替わりになるものをご存じでしたら是非教えて欲しいです。

 

Everything You Need to Ace Math in One Big Fat Notebook


Everything You Need to Ace Math in One Big Fat Notebook:
The Complete Middle School Study Guide

学校で友達に教えたり、学校の数学クラブの問題を解くときに
英語の数学用語とか、概念を英語で説明したものが合った方が良くね?ということで
毎度おなじみ紀伊國屋で発掘してきた書籍。アマゾンKindleでも読めます。

内容は中学レベルの数学で、流石にこのレベルなら私でもサクサク読める英語で書かれてますw
特に普段の勉強として問題を解くというよりは、読み物として楽しんでもらう
そんな感じで取り入れてました。

 

サブ教材編 遊び感覚で取り入れたもの

きらめき算数脳シリーズ


きらめき算数脳 小学1・2年生

思考力を鍛えるにはとても良いシリーズです。
絵が多く取っつきやすく見えるのですが、まず問題文をしっかり読める力がいります。
ぶっちゃけ内容は難しめです。算数として特殊な技術が要るわけではないのですが
大人でもちょっと考え込む問題が混じっています。

パッと見て分からない問題はすぐ投げる傾向があるはっくんに
ちょっとは考えて解いてみ?解けたら嬉しいよ?というのを教えてくれた教材ですな。
いや、今でも基本パッと見て分からない問題は投げそうになってますけど(;´Д`)

ちなみに色を塗る問題が結構あるので、色鉛筆必須です。

 

面積迷路シリーズ


面積迷路 (学研ムック) 

数独と同様に「暇なときに寝っ転がって解く本」という位置づけで購入。
小数や分数を使わず、算数の計算だけで面積や長さを求めていくパズルです。

これ、数独や上で紹介した「賢くなるパズル」が好きなら絶対ハマります。
小学生だけでなく大人の頭の体操にもおすすめします。

 

Kahn academy

算数・数学だけでなく様々な科目(プログラミングとかも入ってる)が
全部無料で学べるKahn academy
単元ごとに動画講義があり、それを見て練習問題を解き
正解するとポイントが貯まっていってそれでアバターを替えたりできるシステムです。

単元ごとの正答率も見られるし、親のアカウントと紐付けられますので
子供がその日何をやったか、進捗はどうかをチェックすることが出来ます。

うちは算数に限らず、本人が興味を持った部分を決められた時間でやっていいよ
というスタイルにしていましたので、本当にはっくんが気に入った所しかやってませんwが
(やたら音楽が進んでるのが面白いw一時期めちゃくちゃハマってたもんねぇ)
スケジュールを組んで自宅学習するのにはもってこいのシステムです。

しかし無料でこれだけの質の授業が全世界どこでも受けられる、って凄いですよねぇ・・

うちでは英語版を使っています(英語の勉強も兼ねていたので)が
日本語版もちゃんとリリースされています(*´ω`*)

日本語版カーンアカデミーはこちらから

 

その他雑学系

読み物とか、図鑑とか、その類です。

目で見る数学シリーズ


目で見る数学―美しい数・形の世界


続・目で見る数学―数と単位で広がる世界

めくって楽しい算数・数学の図鑑。
文字は多めです。うちは私がこれを見つけて一目惚れして買っちゃったのですがw
はっくんも存外気に入っているようで何度も読んでいます。
内容としては広く浅く。あくまでも興味を持つ・ほどよく満たす本ですね。

ちなみにこのシリーズは化学とか物理とか経済とかも出てまして
一時帰国の時に書店で見つけて全部買っちゃった人がここに・・(;´Д`)
いや、ホント大人が読んでも楽しいのよこれ。

笑う数学


笑う数学

数学の雑学本。本当に笑える、らしい(はっくん談)。
私自身は「へー面白いねー」レベルですが、笑いの沸点が低い小学生男子には
たまらんのかもしれませんw

結構高度な内容も載っていますが、特に苦にもならずに読んでいて
はっくん的にウケた所を嬉々として教えてくれます、が

君がウケるのはいい、いいけどそこに載ってる口説き文句は
好きな子に使っちゃダメだぞ絶対だ

・・まぁ、その雑学本として読むには楽しい本です。
ただ数学が好きな子じゃないと、数式とかガンガン出てくるから
初っぱなから引いてしまいそうな気はします。

 

まとめ

今回まとめて思ったこと

この6年でめっちゃ量やってるやん

一日量としては増えすぎないように調整しながらやってましたが
こうやって振り返ると、はっくんすげぇ頑張ってるやーんとナデナデしたくなりますな(*´ω`*)
・・きっと後でこの記事読んで「僕すごいけんナデナデして」って
やって来るんですよ、間違いないわ・・w

ちなみにこうやって並べてみると、地道に考える系のものを結構やってますね。
はっくんの場合、パッと見て「あ、解けそう!」と思えば
じっくり地道に考えるのは苦にならないようです。

一方「あ、これパッと見てわかんない!」ってなったときに
どうやる気を出すか(解いてみたら意外と簡単やった!ってのも結構あるので)が
今の彼の課題っぽいです。ホント誰に似たのその諦めの早さww

決断力の速さはまぁね、良いところでもあると思うんだけど
日常でも第一印象で人や物事を測って、それを曲げないという部分があるので
いやそれ「だけ」だと大事なことを見落としちゃうよもったいないよーというのが
少しずつでも分かるようになるとええんだけどなぁ、と思ってます。

・・とまぁ、うちでやって来たことをつれつれと書いてきましたが
何かしらお役に立てれば幸いです(*´ω`*)

 

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この記事を書いた人

1979年生まれ。香川県出身。

幼い頃から医師を志し形成外科医として数年勤務するも妊娠・出産にて体力が落ちてしまい、医療現場への疑問も相まって復帰を断念する。
その後サイトアフィリエイター、外資系決済サービスのエージェント、オフショアビジネスのサポート事業などを経て、現在は13歳の男の子を連れてマレーシアに親子留学し8年目。

家族は日本に住んでいる主人(かわいい)と12歳の息子。

趣味はお絵描き、ボードゲーム、ドール(フルチョSDMオーナー)・器楽演奏(ピアノ・リコーダー)・瞑想と多岐に渡る。

主人にプロポーズされた日に「45歳まではあちこち手を出してもいいよ、45くらいになったらそろそろまとめていってもいいかも」と占い師に言われた通り、アラフォーになっても興味の向いた方向に全力で手を出し学び続けている。これ本当に45になる頃にまとまるんだろうか・・

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