これは、突発的な転勤などでは無く
自主的にどこかの国へ移住なり長期留学なり
しようとする人向けの話ですが
可能ならば、本格的に移住する前に
おためし移住をしてみることをお勧めします。
間違えても
勢いだけで現地も見ずにいきなり
移住するという恐ろしい事は、やめた方がいいです(;´Д`)
旅行で来るのと、実際に住むのとは
そりゃもう雲泥の差があります。
ですので、状況が許すのであれば
2週間~1ヶ月はその国に滞在して
本当に暮らしていけるかを確認した方がいいです。
費用はかかりますが、それだけの価値はあります。
幸い、マレーシアは入国後90日間は
ビザ無しで滞在できますので、比較的簡単に
お試し移住が出来ると思います。
マレーシアの場合
短期貸しのサービスアパートメントがあります。
これは、セキュリティ、ハウスクリーニングサービス付の
マンションでして、通常のコンドミニアムより割高ですが
お試しで住んでみるには非常にいいです。
大抵利便性の良い地域にありますので
積極的に町歩きをし、スーパーや外食の状況
実際のタクシーの状況など、住むのに必要なものを
肌で感じて見て下さい。
やはり、良いところばかりでは無く
気になる点もたくさん出てくると思います。
それでも、ここで住めるかどうか
特に母子移住の場合、結構母親の負担が大きいですので
本当にご主人と離れてもやっていけるかどうかを
慎重に検討した方が良いと思います。
我が家の場合ですが
実は、311の震災直後に仕事でマレーシアに出張が決まってまして
しかも子連れで行く予定になっていたのです。
で、マレーシアに着いたら、ボスから
「サービスアパートメントを探すから、日本へは帰るな」
と、まさかの帰国禁止令ww
当時関東住まいだったので、西日本へ帰国するところを見つけるまでは
帰らせてくれませんでした。
てことで、あれよあれよという間に
ホテル近くのサービスアパートメントに移り
1ヶ月間、子供と二人で暮らす羽目になったのでした・・
ちなみに費用は当時1ヶ月でRM3000(約9万)
KLCCという、KLでもかなりの繁華街です。
四国生まれの田舎者にとっては、大都会も良いところですw
当時、息子3歳。オムツもまだ外れきってませんでした。
そりゃもう大変でしたよ・・(遠い目)
慣れない町で、しかも当時英語全く話せませんでしたから
気合いでサバイバル英語を身につけつつ、仕事と生活。
こちらで借りた携帯電話には
いきなり大家を名乗る中華系マレー人から電話がかかってきたり
(いや、私英語さっぱりですから!!)
突然部屋に知らない人が入ってきたり
(不動産エージェントが内見のお客を連れてきた・・orz)
スーパーの総菜でお腹を下してみたり・・
何やかんやとハプニングもありましたが
この時、すっかりマレーシアのご飯にハマリ
とってもいい加減だけどゆるーい雰囲気が気に入り
「またいつかマレーシアに行こうね、今度はお父さんも一緒に!」と
親子で言い続けておりました。
・・まさか、旅行じゃ無く
住み着くことになるとは思ってもいませんでしたがww
でも、この経験があったからこそ
23歳まで飛行機にすら乗ったことが無かった
海外と言えば、社員旅行で行った北京と
この時住んだマレーシア以外知らなかった
そんな超田舎者の私でも、すんなり母子移住が
出来たのだと思います。