日本の通販を転送して貰ってます
時々ですが、日本じゃ無いと手に入らない物を
転送サービスを使ってマレーシアに送って貰っています。
マレーシアに住んでそれほど不自由することはありませんが
はっくん用の日本語書籍とか、うどんとか(おい)・・
今回は、私の書籍+はっくんのおもちゃ+その他細々と。
インボイスの合計金額があまり高いと、税関で引っかかっちゃいますので
2回に分けて送ることにしました。
・・ってのに
POSから電話がかかってきた
先週の木曜日、見慣れない電話番号から電話がかかってきました。
お荷物が届いておりますので取りに来て下さいー
え、場所?LCCTです、F1のサーキット分かる?
・・・えふわん・・
ちょっと待て
それはつまり税関で荷物が止められたと言うこと!!!?
EMSの配送状況を見ると、確かに
「Custom Inspection」で止まっている。
なんてこったい、マレーシアに来て2年ちょっと
初めて荷物が税関で止まってしまいました・・orz
ちなみに、この税関で引っかかるかどうかは
一応金額の目安はあるみたいですが、基本は運です。
ついてないにもほどがあるよう(´;ω;`)
郵送でもちゃんと連絡は来るよ
ちなみにこの次の日、ご丁寧にも郵送でお知らせが来ました。
ちゃんとマレー語と英語で書かれております。
15日以内に来いと・・そうですか、15日以内ですか・・(´・ω・`)
・・何で、こんなにがっくりきているかというとですね
もちろん余計にお金を支払わなければならないというのもありますが
この「税関で引っかかった荷物を取りに行く郵便局」というのは
LCCT、旧クアラルンプール国際空港LCCターミナルの近くなんです。
うちからどう頑張っても、片道一時間半はかかります。
私車持っていませんので、当然タクシーかバスか電車ですが
- タクシー: Door to Doorだけど割と高い(片道RM120位)、ついでに運転が荒くて酔う
- バス: 最も安い(片道RM15前後)、ただし運転は・・カーブでGがかかるとかあかんよホントorz
- 電車: 最も楽に行ける、費用はそれなり(片道RM53.5)
てことで、電車一択です。
つまり、待ち時間を考えると片道2時間・・
はっくんがおうちに帰ってくるまでに
果たして私は帰宅できるんですかね(;´Д`)
事前情報を仕入れてみた
取りあえず、手続きのことを調べようとググります。
すると、知り合いのブログにたどり着いた・・んですが
待ち時間は2時間くらいが普通
・・出たよ
何で荷物引き取って関税払うだけで2時間かかるんだorz
ちなみに、この知り合いも最近税関で荷物が引っかかった模様。
チャイニーズニューイヤーの時期だったので、ちょっと厳しかったのかもしれません。
その他、パスポートはコピーがいるよ、とか
タクシーは行きに乗ったタクシーに迎えに来て貰うよう頼め、とか
アドバイスを得て、いざ出陣じゃー!!
早速迷子になる・・POSはどこやーーー!!
LCCT近くのPOS内税関への行き方ですが
LCCTがカーゴターミナルと化した現在、まずは
KLIA2へ行く必要があります。
で、ここでメータータクシーのチケットを貰い
タクシーでPOSまで行って貰うんですね。(片道RM30くらい)
POSは8時半から開いてますので
朝はっくんを送り出した後、すぐに出発します。
荷物を手で持って帰るのはかさばると踏んで
小さめのスーツケースをコロコロ持って行くことに。
もちろん、お出かけの友である防寒着は忘れませんww
で、無事にKLIA2までは着きまして、腹ごしらえをしてタクシーに
乗ったまでは良かったんだよね・・
どこ行くのー?
LCCT近くのPOSまでー(´ω`)
荷物が税関で止められちゃってさー、エライコッチャなのよー
ほうほうそりゃ大変だねー
んで、またKLIA2まで戻りたいから迎えに来てくれん?
いやー、時間かかるからこらえてーな
終わったらタクシー電話で呼びなよ
(言うと思った)電話番号知らんのやけど・・(;´Д`)
なーにガードハウスで聞きゃ大丈夫大丈夫、ほら着いたよ
・・ということで、帰りのタクシーは運任せにorz
まぁいいや、取りあえずは用事を済ませてこよう・・って入り口どこやねん・・
・・・
・・あれ、これはもしかして・・
迷 子
ちょっと待て、おっちゃん一体どこで降ろしてくれたんな!?
どこにもPOSって書いてないやんここ!!!
通りすがりの職員さんっぽい人に聞いてみたら
あ、ここは税関だよ(*´ω`*)
POSは道はさんで反対側、ほらあっち
(; ・д・´) ナ、ナンダッテー!! (
・д´・ ;)
てか道、でかっ!!この炎天下にあそこまで歩けと!!?(´;ω;`)
・・ええ、歩きましたよ。
スーツケースコロコロさせながら、すれ違う税関の職員に
「どうしたんだ、迷子か?どこ行くんだ?」と何度も声をかけられながら
クソ暑い中をPOSまでえっちらおっちら・・
・・ああ、今日のブログのネタはできたな・・(遠い目)
しかし
案の定、ネタはここで終わらなかった。
マレーシアPOS内税関での手続き方法
まず入り口で、ビジターパスを貰う必要があります。
パスポートの原本は荷物受け取りで使うので、コピーを持参。
このコピーとRM10を支払い(これは退出時に返却)、パスを受け取って建物内へ。
1番カウンターに、郵送されたお知らせとパスポートを持って行き、書類作成
その後2番カウンターで、ビジターパスと引き替えに荷物を受け取ります。
で、3番カウンター(ここが税関)で荷物を開封し確認。
書類を作成して貰い、4番カウンターで支払後
また3番カウンターに戻って支払い済みのスタンプを貰い
2番カウンターに持って行ってビジターパスを返して貰う、という寸法です。
この日は私以外に2組。
まぁ、平日の朝っぱらから取りに来る人は少ないですわな。
・・この手続きのどの辺に、2時間もかかる要素があるんだろう・・(;´Д`)
と思ったら
何と奇跡的に、1時間で終わりました。
これは嬉しい予想外!よっしゃこれなら余裕を持って家に帰れるやーん(*´ω`*)
・・と思った私がアホやったんですけどね・・
タクシーが捕まらない!
入り口まで戻ってきて、ビジターパスを返却し
受け取った荷物をチェック。
荷物は既にスーツケースの中に入れていたので
ケースを開け、ついでに段ボールに貼られていたステッカーの番号を
確認・・ひえええぇぇぇ開けたときにびりびりに破いちゃってるwwww
何とか組み合わせて番号を確認し
警備員・・かと思ったらお巡りさんだったんですが(おい)
ここらでタクシーってどうやって拾うん?と聞いてみたら
いやぁもう電話するしかないよ!電話番号は知ってる?
へっ、ここで聞けって言われたぁ!?全くもう・・
てことで、お巡りさん3人がかり+私の4人で
ひたすらタクシー会社に電話をするも
「・・・どっこも繋がらない・・・・Σ(゚д゚lll)ガーン」
KLではこういう時の頼みの綱のMYTEKSIも、流石にこの辺じゃ
登録車が少なすぎて見つからないorz
おい待てどうやって帰るんだこれ!!?
困り果てつつもトライし続けるお巡りさん。
しかしどうにもならないので
これはあかん、ちょっとKLIA2まで乗せていってあげなよ
と、下っ端に命じて車を取りに行かせました。
ホントすみません・・ご迷惑をおかけします・・(´;ω;`)
と、その時
10数回目のトライで、奇跡的にタクシー捕まる
良かった良かった、これで無事に帰れますがな。
車を取りに行ってくれたお巡りさんにも一言お礼を、と待っていたら
颯爽と現れたお巡りさん
明らかに通勤用とおぼしきバイクに乗ってきた
・・待て
もしタクシーが見つからなかったら、私はあのバイクに2ケツして
送って貰う羽目になっていたのか・・?
いやいやいや、その親切心は本当にありがたいですな。
ありがたいですが、私このスーツケース抱えて
バイクの後ろに乗れる自信はないがー(;´Д`)
ホント良かったよタクシー見つかって・・
何はともあれ、取りあえず一件落着、ということで。
税関で荷物が引っかからないようにするコツ
最後に、海外に荷物を送る際
税関で荷物を引っかからないようにするコツをば。
高額商品はあかん、インボイスの合計金額は2万以下を推奨
これまで2万5千円でも引っかかったことが無かったのですが
今回は2万4千円で引っかかりました。円高の影響もあるのかなー
インボイスには必ず「personal use only」を記載
商用と見なされたら、もれなく関税がかかります
「Not Commercial Use(商用じゃないよ)」もつけておくといいですねー
新品は危険、特に洋服は引っかかる確率大
なので、通販で直接送るのでないなら
基本的に全てタグは切る、梱包はやり直してから送るのが鉄則です
禁制品に注意
国によって禁制品は異なります。
この辺はEMSとか各種クーリエサービスのサイトで確認ですな。
- 今のところ、この3つを守ることで税関には引っかからずにすんでます。
(2020年2月現在)
受け取った方が関税かかって泣かないためにも
チェックしてみて下さいねー(*´ω`*)