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インターナショナルスクール入学に必要な英語力

留学するにあたって、まず問題となるのは英語力だと思います。

勿論、学校によって、そして学年によっても
要求される英語力は異なります。
小学校高学年ともなれば、算数や理科の専門用語も
ある程度英語で分かっていないと、非常に苦労するわけで。

とはいえ、小学校で留学を考えているお子様の場合
そこまで英語力が身についている方が珍しいかもしれません。

この場合、選択肢としては

1. ESL(英語補習クラス)のある学校を選ぶ
2. 学年を落として入学する

大体、このどちらか、もしくは両方になるようです。

 

学年を落とすというのは、こちらではそれほど珍しいことではありません。

どうしても年齢相当の学年へ入れたい
入学してからも、「本来の」学年へ戻れるように頑張る
・・という姿勢の日本人は結構多いように見受けられますが

本人が自発的にそれを目指すならいざ知らず
意識的になのか、無意識なのか、親の願望として
子供に押しつけているように見受けられる方もいるのが事実です。

個人的には、年齢問わず本人の能力に合った学年に入ることができる
こちらの制度は、非常に融通が利いて良いと思っています。

 

ちょっと話がずれましたが
じゃあ、実際どのくらいの英語力が必要なのか。

我が家は6歳で移住し
マレーシアでは、年齢的には2年生の学年でしたが
幼稚園(日本では年長だった)からいきなり2年生は大変だろう
年齢的にもギリギリ2年生の年だから、ということで
面接前の段階で、英語が出来れば1年生
出来なければプレから、という話になっていました。

で、実際には英語力は問題ないと見なされて1年生から
スタートした(そしてESLはありません)わけですが
その時に彼が出来たことは

・名前、年齢、家族構成といった自己紹介が出来る
・英語の簡単な絵本が初見で読める
・絵本の内容について質問されて、答えることが出来る
・二桁の足し算が出来る(これは英語関係ないか・・)

こんな感じでした。

※こちらの子供達は、幼稚園にあたる段階で
 既に足し算引き算、簡単なかけ算くらいまでは終わらせていますので
 低学年の場合は日本より進度が速いです。
 中学年以降はどうやら逆転するようですが・・

正直なところ、この段階では
会話はそれほど出来る状況では無かったのですが

うちの学校の場合、英語の本が読める、というのが
かなり大事なポイントになってくるようです。

勿論、高学年になればなるほど他の要素も絡んできますが
会話よりも読み書きが大事な印象を受けました。

会話は、正直半年もすればそれなりについて行けるようになります。
子供の順応力は半端ないです、羨ましいほどに(;´Д`)

ですが、読みはそんな簡単には上がってきませんので
日本で準備をするのであれば

 

1. 英語の本を読む力
2.
自己紹介が出来るだけの会話

 

この二つを重点的に鍛えた方が良いと思います。

 

余談ですが
インターナショナルスクールですので
当然、連絡は全て英語。懇談も当然英語です。

なので、親の英語力は絶対に必要です。
流暢じゃ無くても全く問題ないので
知りたいことを聞けるだけの「度胸」を身につけておいて下さい。

ちなみに私は片耳難聴もあって
「静かなところで一対一」以外の会話は日本語でも苦手
ましてや英語なんて・・という状況です(マジで)が
ひたすら聞き返しと筆談を用いて、今のところは何とかやっています。

読み書きには問題が無いため
少なくとも学校のやりとりに関して
困ったことはありません。

こちらの人は、聞き返されることに慣れていますので
日本でいたときのように、聞き返す度気まずい思いをしない分
気楽に話せて助かります、ホント(´∀`*)

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この記事を書いた人

1979年生まれ。香川県出身。

幼い頃から医師を志し形成外科医として数年勤務するも妊娠・出産にて体力が落ちてしまい、医療現場への疑問も相まって復帰を断念する。
その後サイトアフィリエイター、外資系決済サービスのエージェント、オフショアビジネスのサポート事業などを経て、現在は13歳の男の子を連れてマレーシアに親子留学し8年目。

家族は日本に住んでいる主人(かわいい)と12歳の息子。

趣味はお絵描き、ボードゲーム、ドール(フルチョSDMオーナー)・器楽演奏(ピアノ・リコーダー)・瞑想と多岐に渡る。

主人にプロポーズされた日に「45歳まではあちこち手を出してもいいよ、45くらいになったらそろそろまとめていってもいいかも」と占い師に言われた通り、アラフォーになっても興味の向いた方向に全力で手を出し学び続けている。これ本当に45になる頃にまとまるんだろうか・・

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