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事実は見ようとしなければ、見えないもの

人間というのは、とかく事実が見えないように出来ています。
この世界で生きるために、小さい頃からたくさんの知識や常識を身につけ
様々なことを経験し、それを使って世界を測り、生きていくのです。

が、この知識や常識、経験というのは
たいていの場合、タダのフィルターやプログラムに過ぎません。

このブログ、起業ネタをメインにしていますから
そちらに引っかけて話をした方が分かりやすいかな。

例えば、お客様から問い合わせが来ます。
それはあなたが出した、新しいメニューに関する
単なる問い合わせです。

それに対して

「こんな思いつきのサービスを提供して
お客様から失望されたらどうしよう」
「本当に上手く行くんだろうか」
「やはり何らかの資格や、目に見える権威付けがいるんじゃ無いか」

・・などなど、色々な考えが頭をよぎります。
問い合わせてくれたお客様が、怖い人に見えてきたりします。

この時、あなたはお客様自身を見ていません。
あなたが見ているのは、これまであなたがため込んだ知識・経験・記憶
そしてそこからはじき出したプログラムの結果でしかありません。
早い話が、あなたの中から出てきた影しか見ていないのです。

そして、それがお客様であると、錯覚します。
どう見ても、元のお客様とは似ても似つかない
フィルターバリバリ、どころか原形すら留めないような
お客様像であっても、あなたにとってはそれが「事実」になってしまいます。

人間である以上、このフィルターが完全に無くなることはありません。
ですが、フィルターの存在に気づけば、事実に気づく可能性が出てきます。

通常、このフィルターやプログラムは
対象を認識した瞬間に作動してしまうため
それが事実でない事にすら気づきません。

ですが、そのからくりを知り
事実を見ようと心がける、というより
自分がフィルターをかけまくっていることを
実生活の中で体感することで、自然と事実が見えるようになってきます。

 

とまぁ、えらそうなことを書いてますが
私自身、「自分が通常生きている中で見ている物が
全て自分の影である」ということに気づくまでには
年単位の時間がかかったんですけどね(;´Д`)

今、不安がいっぱいで中々踏み出せない方
その不安はそもそも、自分が勝手に作り出した存在しない物だと
気づけたら、動きやすくなるかも知れないですよ(*´ω`*)

 

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この記事を書いた人

1979年生まれ。香川県出身。

幼い頃から医師を志し形成外科医として数年勤務するも妊娠・出産にて体力が落ちてしまい、医療現場への疑問も相まって復帰を断念する。
その後サイトアフィリエイター、外資系決済サービスのエージェント、オフショアビジネスのサポート事業などを経て、現在は13歳の男の子を連れてマレーシアに親子留学し8年目。

家族は日本に住んでいる主人(かわいい)と12歳の息子。

趣味はお絵描き、ボードゲーム、ドール(フルチョSDMオーナー)・器楽演奏(ピアノ・リコーダー)・瞑想と多岐に渡る。

主人にプロポーズされた日に「45歳まではあちこち手を出してもいいよ、45くらいになったらそろそろまとめていってもいいかも」と占い師に言われた通り、アラフォーになっても興味の向いた方向に全力で手を出し学び続けている。これ本当に45になる頃にまとまるんだろうか・・

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