ビジネス界隈で良く言われることに
「素直さは最大の武器」
というのがあります。
これは確かにその通りでして
どれだけ成果の出ている方法も、特別なアドバイスも
それを「素直に」実行しなければ、成果は出なくて当たり前です。
何故、セミナーに出るのでしょう。
何故、色んな商材を購入するのでしょう。
それはひとえに「成果を出したいから」なのです。
少なくとも、あなたの選んだセミナー講師や商材は
あなたよりは成果が出ているわけです。
・・あ、詐欺商材じゃ無ければですけどw
そこに、自分で勝手に理屈をつけてねじ曲げてみたり
感情を優先的に採用して好きなところしかしなければ
そりゃ、どんな名コンサルでも、素晴らしい商材でも
あなたの成果を上げるのは不可能です(*´ω`*)
理屈をつけたくなったり、何かしらの感情が出てきたり
そういうこと自体が悪いのではありません。
問題は、それらに振り回されて、目の前の事が
そのまま出来なくなってしまうことですね。
なので、素直さは最大の武器です。
これが無くても成果を得ることはできるかも知れませんが
色々と遠回りすることになりかねません、経験上ww
ただですね。
一つ間違えて欲しくないのは
「素直である」のと「盲信する」のは
全く別であると言うことです。
上手い例えが見つからないのですが
例えば、ある方法を提案されたときに
「この方法なら絶対間違いない!」と信じ込んでやるのは盲信です。
この場合、成果を得ることは出来るでしょうが
その結果、誰かを、何かを崇拝する事になってしまいます。
依存状態、信者さん状態ですね
こうなると、信じた相手の言ったことに何かと左右され
自分の真ん中を見失ってしまいます。
その末路は・・まぁ、ろくな物ではないですね(;´Д`)
また、成果が出なかった場合
「アイツのせいで損した!」と途端に手のひらを返すのも
盲信された方の特徴です。
完全に、主導権を相手に委ねまくってるわけですねぇ。
これに対し、本当の意味で素直な人は
同じように提案されたことをするにしても
「上手く行くか実践して検討しよう」という方向に進みます。
そこに、思考や感情だけで無く「信じる」という行為も存在しません。
ただ淡々とやる、ですね。
上手く行けば、その方法が自分には合っていたと言うことで取り入れ
上手く行かなければ、合わなかったと言うことでさっと捨て去る
それを繰り返して行ける人は、本当の意味で素直ですし
例え今現在の成果がそれほどでなくても、いずれ成功します。
日本人は、その気質上
どうしても人に全てを委ねきってしまう傾向にあります。
そして、信じることをことさら強調するように思います。
でも、それは自分の真ん中を放棄して
そこに外部の者をすげかえちゃう行為なんですよ。
ちょっと考えてみて下さい
自分すら放棄しちゃう人が、誰かに何かを提供できるでしょうか?
ビジネスだけに限ったことではありませんけど
素直さと盲信を、取り間違えないようにしたいですね(*´ω`*)